プロロードレーサー・小野寺怜が、トレーニングを通じて感じた「アクティブ38」の実力とは？
その走行フィールには、レースに必要な剛性と、扱いやすさという懐の深さが同居していた。

「まず最初に感じたのは、ホイール全体の“芯の強さ”ですね。高剛性ながら、それがピーキーに感じることはなく、むしろニュートラルで素直な反応が好印象でした。」

踏んだ力がしっかりと推進力に変わる芯のある剛性感と、それでいて扱いやすいフィーリング。クセがなく、乗り手を選ばない包容力もこのホイールの魅力の一つだ。

「軽量設計による軽快な回転感と快適さもあり、ロングライドでも疲れにくい。どんなシチュエーションでも“ちょうどいい”と感じる絶妙なバランスです。」

「スプリントでトルクをかけた瞬間、しっかりと路面を捉えて前に出る感じがありました。反応の鋭さは特筆すべきです。」

高剛性ハブとリムが生み出すパワー伝達効率の高さにより、加速時の一踏みでの伸びが違う。
インターバルの多い場面やゴール前のスプリントなど、一瞬の勝負にしっかり応えてくれる頼もしさがある。

「今は主にトレーニングで使っていますが、そのままレースに投入しても十分に戦える性能を持っています。」

38mmというリムハイトは、平坦でも登りでも扱いやすく、オールラウンドに使える絶妙な高さ。
シチュエーションを選ばず、トレーニングホイール以上、決戦ホイール未満の“ちょうどいい”一本として、日々のライドのクオリティを確実に引き上げてくれる。

「アクティブ38」は、扱いやすさ・軽さ・反応性の三拍子を備えた、実にバランスの取れたホイール。
ヒルクライムからクリテリウム、そして日々のトレーニングまで、あらゆるシーンで「ちょうどいい」と感じられる完成度が魅力だ。

気負わず使える万能性、でも勝負どころでしっかり応えてくれる──
そんな“頼れる相棒”を探しているライダーにこそ、試してほしい一本だ。