<OITA サイクルフェス!!! 2025 おおいたアーバンクラシッククリテリウム(UCI-クリテリウム)>
10月4日(土)、大分駅前の「大分いこいの道」で開催された「OITA サイクルフェス!!! 2025 おおいたアーバンクラシッククリテリウム」(UCI-クリテリウム)に、VRECORDサポートチーム・宇都宮ブリッツェンが出場。1.2km×35周=42kmのハイスピードレースで、岡篤志選手が見事優勝を飾りました。
今年は駅前ロータリーを組み込むコースレイアウトとなり、タイトなコーナーと直線が連続するテクニカルな展開に。ブリッツェンからは谷順成、沢田時、岡篤志選手、フォン・チュンカイ、ルーベン・アコスタ、武山晃輔の6名が出場しました。
この日、岡選手が選択したホイールは「VRECO65」。ツアー・オブ・ジャパン最終ステージでポイント賞を逆転し、広島クリテリウムでもロングスプリントで勝利した“お気に入り”のホイールだ。信頼する相棒とともに、大分の舞台へ挑みます!
レースは中盤、残り22周で7名の先頭集団が形成され、岡選手がその動きに加わる。KINANのタラマエ選手やヴィクトワール広島のシュルツ選手、ダイボール選手ら実力者がそろう中、岡選手は冷静に位置取りしながら展開を支配。
その後、逃げが集団を周回遅れにしかけたため「マイナースプリント」ルールが適用され、一時レースが中断。再び8名による6周の決戦へ。勢いを保っていた岡選手にとって不利な状況にも見えたが、再開後も集中を切らさず、波状攻撃にすべて対応。
最終周回の残り200m、自らスプリントを開始し、力強く抜け出して完璧な勝利を収めました。
岡選手はスプリント賞とアジア最優秀選手賞も獲得し、圧巻の3冠達成。レース後には「途中での中断は複雑だったが、冷静に勝ちパターンに持ち込めた。妻も応援に来てくれていたので、優勝で応えられて嬉しい」とコメントを残しました。
▼リザルト
1位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) 1h08’53”
2位 エリオット・シュルツ(ヴィクトワール広島) +0’00”
3位 本多晴飛(VC FUKUOKA) +0’00”
▼スプリント賞・アジア最優秀選手賞
岡篤志(宇都宮ブリッツェン)